少しお高い、アードベッグコリーヴレッカン
今回もとあるウイスキーを紹介したいと思います
こちら「アードベッグ コリーヴレッカン」です
アードベッグといえば筆者である独男が最も好むアイラウイスキーで
その中でもコリーヴレッカンとはレギュラーラインナップの中では一番高価なシリーズとなっています
コリーヴレッカンとは
ヨーロッパ最大の大うず潮が発生する海峡に由来し、
強烈で荒々しく、あらゆるアイラ・モルトの中でも
トップクラスのピーティーさを持ちます。
「うず潮」のような強烈な甘み、フルーティーさとタール香、
フレンチオーク樽由来のスパイシーさ。
「アイラの荒ぶる魂」を体現した1本。
と言われています
ちなみにアードベッグのレギュラーラインナップには
・アードベッグTEN
・アードベッグ5年 ウィービースティ
・アードベッグ ウーガダール
があります
・アードベッグ AN Oというものがありますが、今では日本に輸入されてきません、こちらもいつか紹介したいと思います
ウーガダールというのはアイラ島にある大きな湖でアードベッグ制作過程で使われる水はすべてこの湖から使われているといわれています
余談ですがスコッチウイスキーやアイリッシュ、バーボン等世界中のウイスキーの名前の由来は地名や湖、川、山や谷、岬等自然の地形地物を用いることが多いです
このコリーヴレッカンも海峡の渦潮の名前が使われていますしね
味わいなど・・
色は通常のアードベッグやアイラウイスキーに比べるととても濃く、吸い込まれるような重厚な琥珀色をしています
アロマはピーティさはもちろん強いスモーキーが感じられますが、ダークチョコレートやバニラ、奥には重たい蜜っぽさも感じられ、複雑で嗅げばかぐほどいろいろなアロマが出てきます
筆者的には重厚で濃密なバニラ感と甘さが目立っていると感じます
フレーバーはやはり何といっても濃密な舌触りとビターチョコレートや濃いバニラのような甘さが特徴でアルコール度数は57%とかなり高いですが舌先にピリピリ感が感じられますがそこまで強いとは思えません(個人的にですが、あまり慣れてない方にはかなりきついかもしれません)
加水するとより匂いが立ってきてブルーベリー(?)っぽいアロマやチェリーっぽさも出てきます
ストレートも十分、ですがおすすめはロック
これはちょっと賛否両論ですが筆者はロックがお勧めですね。飲み方は日によって変えたりするので一概にこれが一番とはっきり言えないですが、なにしろアルコール度数が高いのでゆっくり味わって飲むにはロックにして徐々に氷が解けてきて風味の変化を楽しむのも面白いです
値段
定価は税込み9500円程度ですが、だいたい酒屋では10000円前後で売られていて少々高め
たまに定価で売っているところもあります
変わった飲み方・・
見た目はちょっとあれですが・・・
これはコリーヴレッカン20ml、カルーア10ml、生クリーム少々を混ぜたものです
どこかのサイトで見て試した見ました、めちゃくちゃ美味しかったです
ただかなり甘いのでくどいのが苦手な方にはお勧めできません、強烈なピートとコリーヴレッカンとカルーアのビターで濃厚な甘さがかなりマッチしていてかなり良い余韻に浸れます
ただアルコール度数もとんでもないことになっているので飲むのは本当にたまにしかないです
若干値段にばらつきが出ているので、酒屋での購入がお勧めです
この機会に一度アードベッグ コリーヴレッカンのエレガントな味わいを体験してみてはいかがでしょうか?