青森県の行きたい温泉を訪れた2泊3日の話 ~温泉三昧~
2023年3月、青森の行きたい温泉に訪れてみました
さてこの温泉旅を企画した理由としては、筆者の職場での役職異動が関係しております。初めての役職への異動を命じられ心の余裕がなくなりつつあり、これではいけない、となんとか精神的にも肉体的にも癒しを求めこの2泊3日の温泉1人旅を計画し、実行いたしました。
何分1年以上前の旅の記録ですのであやふやな部分がありますが、青森県内の上質な温泉の旅ですのでご参考にしていただけたらと思います。
柏温泉
こちらは青森市内から浪館を経て、津軽道を柏ICを降りてすぐそばにある温泉です。
ナトリウム塩化物強塩泉でphは7,6と中性寄りの弱アルカリ泉となっております。
特徴は何といっても泉温です。ただでさえ津軽や近くにある藤崎町の温泉は泉温が高いのですが、こちらの柏温泉は別格!恐らく44℃~46℃近くある高温泉なのです。
浴槽が2つあり、ぬるめ(43℃近い)のものと高温泉(測定不能)の浴槽があり、筆者は前に訪れた際高温泉のほうには熱くて浸かれなかった悔しい(?)思いがあり、もう一度訪れることにしました。
前に訪れたとき以降、青森県内にある熱いお湯に何度も浸かり修行(?)してきたので今回はリベンジです笑
熱い!
けれどもなんとか浸かれました。ほんの2,3分ですが塩化物ということもあり、身体の疲れによく効きます。
この高温に加えて高温サウナもありますので非常にさっぱりする温泉施設です。
ただここは入れ墨やタトゥーOKな温泉施設ですのでそのような方が多く訪れる場所です(特に気にする必要はありません)施設内も若干昭和チックでノスタルジーにひたれますので、そういった雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。
古遠部尾温泉
こちらは青森市内から大鰐方向へ行く途中にある碇ヶ関という地域の山奥にある古遠部温泉という温泉です。
古くからやっている温泉ですが特徴は毎分500ℓという膨大な量を流し続ける源泉温泉です。長年管理していた宿主が今年廃業を考えていましたが常連客である方が、事業を引き継ぎ今現在でも営業しております。
筆者が訪れた2023年のときはまだ前の管理者が営業しておりました。
泉質はph6,2と中性寄りの弱酸性、塩化物泉で温度は割と高めの43℃近いお湯で、筆者的には鉄分っぽい匂いと味がしました。なによりその湧出量がもの凄く、絶え間なくあふれるお湯に正に温泉に浸かっているという実感を与えてくれます。
秘湯と呼ばれていますが施設の小ささのわりに訪れるお客さんが多いため長湯はできませんので平日に訪れるのが吉。筆者が訪れた際は平日にもかかわらず他県から訪れているお客さんも多かったですがわりかしゆっくりすることができました。
1日目は碇ヶ関の道の駅に車中泊しました
その後青森ではないですが秋田の鹿角へ、大湯温泉郷というものがありましたので、現地について情報収集をして良さげな温泉を探して向かいます。
大湯温泉郷 いずみ荘
非加水をモットーに営業している温泉で温度は適温、浴槽は7人~10人程度入れます。無味無臭ですが若干甘い匂い(?)肌触りが滑らかでいつまでも入っていられそうな温泉でした。また浴槽からは画像のような自然あふれた川を眺めることができます。めっちゃ落ち着く・・・。
田子の道の駅へ
青森県と岩手の県境にある田子町の道の駅へ向かい、目的である道の駅の田子牛を使用したハンバーグを食べました。
本当は田子牛の御膳があるのですがこちらは予約制ですので、今回は肉々しいハンバーグを。肉汁すごい!鉄板焼きのハンバーグも素晴らしいし米も美味しい!
思っていたよりも道の駅は小さかったですが付近には小さい旅館と居酒屋もありますので機会があれば1泊してみたいと思いました。昔は田子温泉という温泉があったようですが現在は情報が無く(もしかしたらあるかもしれない)ここから北上して温泉肉ことに。
温泉旅館 水明
こちらは小川原湖近くにある温泉旅館です。前情報を得ずに名前だけ見て訪れましたがこちらはモール泉。茶色の温泉が特徴でモール泉独特の匂いに感動いたします。またサウナや電気風呂、ジャグジー風呂に打たせ湯等、多種多様な浴槽がありますので長湯ができます。
値段も安くたしか300円程度、宿泊も出来素泊まり8500円(?)だった気がします。機会があればもう一度訪れて宿泊した温泉旅館です。
2日目は小川原湖道の駅で車中泊、付近にコンビニもありますので買い物には不便しません。
いいお湯に2回も浸かったせいかじこのウイスキー、クライヌリッシュを飲むと気絶するように熟睡いたしました。
まつの湯
3日目 三沢にある米軍の戦闘機の爆音で目を覚まし、コンビニで朝飯を済ませ付近の温泉を調べて昔ます。
こちらも小川原湖から10分程度の場所にある温泉です。モール泉で若干熱め。
施設内が奇麗な印象で広い浴槽に広い駐車場、地元民に人気のありそうな施設でした。
思えば3日間もいろいろな温泉に入るのは人生初めて。しかもどれも泉質が異なりますからそりゃ身体も変に疲れますよね笑
浅虫温泉
さて最後は青森市へ帰る途中にある浅虫温泉へ
浅虫温泉はいままで色々な温泉に入ってきましたが、やはり一般的な道の駅にあるゆ~さ浅虫へ
エレベーターを上がり高い場所にある温泉施設で、海を一望できるのが特徴です。
また泉質も熱めで潮っぽいのが特徴で身体に効いている感じが好みです。
浅虫は実は一昔前では青森県を代表する大鰐温泉郷に並ぶ温泉郷でした。バブル崩壊とともに衰退の一途をたどってはいますがここ数年で若い年代のお方たちが浅虫を盛り上げようと、様々なイベントを催しており青森県の観光地の1つとして代表するものとなっております。まだまだ温泉施設もありますのでぜひ青森県を訪れる際は浅虫温泉の旅館に泊まり、ノスタルジー溢れる温泉郷を堪能してみてはいかがでしょうか?
まとめ
画像はこの旅で筆者が辿った軌跡です。けっこう距離がありますね。
印象に残った温泉はやはり古遠部、次いで大湯温泉のいずみ荘、あとは東北町のモール泉、といいつつも柏温泉のような高温泉も捨てがたくどれも上質な泉質で甲乙つけがたいです。
ラーメンの好みが個人で違うように温泉の好みも一人一人違います。自分お好みの温泉を見つけるために知らない土地の初めての温泉を訪ねる温泉旅に出かけてみてはいかがでしょうか?きっとすばらしい体験を得ることができると思います。