1人旅 鳴子温泉郷編 4日目 鳴子ダムと鬼首吹上キャンプ場 ~吹上キャンプ場は想像の倍広い~
1日目から3日目は下記を参考に閲覧ください。
4日目
滝の湯
東多賀の湯を出てすぐ近くの足湯がある駐車場に車を止め歩いて散策します。
徒歩約5,6分程度でこちらの滝の湯につきます。
日帰り専用の鳴子温泉を代表する気軽に入浴できる温泉施設です。
番台の方はなんと昨日一緒に飲んでいたおじさんでした笑
まだ酒が残っているようでお互い顔がむくんでいました笑
さぁとりあえずお酒を抜くために入浴しようじゃないか!
脱衣所に入るとこれまた硫黄臭!すばらしい!2つの浴槽に分かれていて奥が熱いほうかな
かなり白濁したお湯で温度も高いので長湯は難しいですね。
しかし東多賀の湯に類似したスッキリするお湯です!(硫黄臭はこっちのほうが濃いかも)
具合が悪いのも相まって長湯できずいいだけ汗をかいて上がります(もったいない・・)
車を止めた駐車場に戻ってきて足湯に浸かります。
丁度誰もいないのでゆっくりと・・・。
良い景色です。とても。
お湯は適温でずっと浸かっていられます。
すっげー落ち着く~・・・。
10分くらい?ボケッとしてたらほかの方がグループで来ましたので出ます。
さて、お酒も十分に抜けたし次の目的地である鳴子ダムに向かいます。
鳴子ダム
本日宿泊する予定の鬼首温泉、吹上キャンプ場向かう途中にある鳴子ダムに立ち寄りました。
鳴子ダムは東北ではじめてのアーチダムのようで昭和32年にに6年かけて完成しました。
その効果は絶大で鳴子に流れる江合川の氾濫を抑える役割を担っております。雨量の多く水害が多発するかつての鳴子地域にはダムが必要不可欠だったようで凄まじい工程を得て作られたとされています。
水面に移る美しい山々の景色や遊覧船など鳴子温泉の観光地としても貢献しているそうです。
筆者が鳴子温泉につく前にはすだれ放流なるそれは大迫力な放流が行われていたようですが運悪く立ち会うことはできませんでしたので来年は時期を調べて生で見てみたいものです。
山が美しい
春といえどここの山々は緑に生い茂っています。雄大で自然豊かな木々と莫大な水量を誇る鳴子ダムとその高低差に視界がバグる感覚に陥ります。
高所恐怖症でなくても恐れおののく程の高さ
高低差100mらしいです。
男性の方(女性にもあるのか?)なら経験のあるお股が「ヒュンッ」となる現象が起こります。
落ちたら命はないのだろうなと直感でわかります。この壁沿いからすだれ放流が行われているようです。
放流はされていませんがこの景色だけでも圧倒されます。
怖いもの見たさという人間、いや生き物の本能で何回も覗き込んでしまいます笑
すごいなぁ鳴子ダム
きっと秋に訪れると燃えるような紅葉と貯水された膨大な水が織りなすコントラストに心奪われること間違いなしです。
山の幸直売店 大久商店でそばを食べる
鳴子ダムを出て約10分ほど、鬼首温泉の手前にある直売店に寄りました。ここは山の幸と珍しい動物肉などが直売されているほか食堂もされていてキノコ汁定食やあゆ塩焼き御前、イノシシやクマの肉を使用した料理、各種そばを提供されている食事処です。
山菜を大いに使用した蕎麦やジビエ料理、魚料理、どれを頼もうか非常に迷いましたがきのこ鬼そばを注文しました。
小鉢も付いてきて食べたことのないキノコが入った蕎麦!もっちりした食感の蕎麦ときのこが非常に合います!美味しいです!
次来たときはイノシシかクマの肉を使用した料理を注文したいと思いました。
鬼首吹上キャンプ場
本日宿泊する吹上キャンプ場に到着
受付がどういう感じなのか不安でしたが誘導員がいますのでその方の指示に従えば問題ありません。
車を止めて中で受付をしてキャンプ場内も説明を受けて車でテントを張る場所を自由に探してキャンプをする早い者勝ちシステムのキャンプ場です。
それにしても広すぎます笑
テントが400ほど張れるらしいですがぱっと見1000くらい張れるんじゃないかと思うほどの広大さです。
トイレや炊事場も何か所かあり事前に下調べをしないと戸惑ってしまいます。
とりあえず空いている隅っこのブロックがありましたので車を止めて展開、展開といっても車中泊するのでイスとテーブルを出しただけですが笑
高正精肉店
ここに来る途中食材を調達しようと高正精肉店というところに寄りおすすめの豚肉を買ってきました。
お肉はどれも美味しそうで迷っているとお母さんが焼き肉なら「豚肉がお勧めだよ」と教えてくれたのでその通りに、精肉以外にもキャンプ場で使える食材や調味料等も販売されてたのでもし吹上キャンプ場に行くなら近場のこちらの精肉店によるのをお勧めいたします。
勧められた豚肉は脂身が少なく歯ごたえ十分、肉汁もしっかり出て塩を振りかけるだけで絶品でした!
吹上キャンプ場の売店
温泉が併設されてるキャンプ場で(人が多すぎて温泉施設などは撮れませんでした)鬼首温泉を堪能して売店で何か食材を買おうと思ったのですがお菓子類やカップラーメンしか売っておらずつまみになりそうなお菓子を買ってきて晩酌開始、自然の中のウイスキーは一味違う。
椅子から見上げた景色
とても自然豊かなキャンプ場です。
春の休暇シーズンということもあり人であふれかえっていますが繁忙期を避けた宿泊ならソロキャンプにはうってつけのキャンプ場です。
景観もいいし温泉も併設されているし人が多いということを除けば最高な場所です。
飲み始めて数時間、旅の疲れが出たのか18時には眠気が・・・
〆に小腹がすいたので車に貯蔵していたパック飯と精肉店で買った肉と調味料を混ぜて炒め食します。
すごい、肉そのものの味が染みてて美味しかったです。
4日目のまとめ
- 鳴子ダムは雄大で奇麗
- 大久商店の蕎麦はめちゃくちゃ美味しい
- 高正精肉店の肉は美味しい
- 吹上キャンプ場は広い、とても。
さて4日目も刺激の多い1日でしたがなんといっても鳴子ダムの自然豊かな景色は一度ぜひ訪れてほしいものです。秋や冬(冬は入れるのか?)などの四季に変遷するダムも見てみたいものです。
大久商店では様々な食材が販売されているのでキャンプ場へ向かう途中に寄ればキャンプ飯の幅も広がるかと思います。なお食堂はあまり大人数は入れませんので早い時間か遅れた時間を狙っていくのが良いでしょう(昼時は非常に混むようです)
今回鬼首温泉をレポしていませんでしたが正直温泉の浴槽も大きい訳でもなく半比例して宿泊客が多いので時間帯を間違えれば行列ができてしまうほどでした。
お湯は鳴子温泉のイメージとは違い鉄っぽい印象を受け個人的には好きな泉質です。
ただ家族連れが多いのでゆったりと浸かりたい場合は繁忙期は避けるべきでしょう・・・
文面を見て察していただけると思いますが私はゆっくり浸かれませんでした笑
でもそれもひとり旅の醍醐味です!
さて5日目は最終日となります。どこにいったんでしょうかねぇ・・・